絞り加工・深絞りとは 〜用語解説のページ〜

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絞り加工・深絞りとは?

絞り加工のひとつである対向液圧成形法は従来、深絞りにおける成形限界を向上する為に開発されました。 1990年から自動車業界(トヨタ、車種セラ)で金型コストを低減するために本格実用化されました。 この方法は少量のパネル生産において工程短縮等による金型コストの低減、成形品の品質向上、複雑形状の 成形が可能など多くのメリットを持った多品種少量生産に非常に適している成形法です。

絞り加工・深絞りの特徴(使用上のメリット)

(1) 成形品の寸法精度の向上が図れます(品質向上)
(2) 成形品の表面キズを無くせます。  (品質向上)
(3) 板厚の局部減少を抑えます。      (品質向上)
(4) 複雑形状を成形できます。      (生産技術向上)
(5) 生産工程数を削減できます。     (生産性向上)
(6) 金型のコストダウンができます。  (経済性向上)
(7) 素材のグレードダウンができます。  (経済性向上)
(8) 多品種少量生産に適する成形法です(経済性向上)